多様化するお墓の種類

お墓というと、お寺や墓地において墓石をもうけて卒塔婆があり線香などを備えるものであるというイメージが日本では強いものです。しかし、近年では宗教観の変化や家族形態の変化からお墓の形がさまざまに変化しています。お墓と一口に言っても日本式のお墓ばかりではなく、キリスト教のモチーフを取り入れたものもあれば、宇宙葬や散骨などとお墓を作らないという選択肢も近年では注目されています。さらに、現在人気が高まりつつあるお墓は、墓石をもうけないお墓というものです。墓地に合っても個人のお墓を作らないというものもあり、樹木葬やガーデニング霊園などと言われています。
ガーデニング霊園とは
ガーデニング霊園とは、通常の墓地などとは異なっており、ただ墓石が連なって並んでいるものではありません。さまざまな形態はありますが、総じてガーデンのような墓地であるということができます。多くの場合、公園のように緑があふれており、内部にベンチなどが設置されています。このようなことから、お墓参りの人以外も訪れやすいということが特徴です。ガーデニング霊園は、従来の暗いイメージがなく、よく日が当たり明るいイメージがあることからも人気が高まっています。多くはお寺ではなく民間で経営されており、宗教を問わずに入ることができます。しかし、通常のお墓よりも樹木や花々の管理を行う必要があることから少し費用がかさむ傾向にあります。しかし、もともと墓地の管理には費用が伴うため、さほど高額というわけでもなく人気は高いです。
お墓のことならいせや